ジェネシス・ローンチ

Mars Ecosystemのステイブルコイン・モジュールがまもなくBSCでローンチされ、同時に「Genesis」イベントが開催されます。 GENESIS Genesisの目的は、USDmの発行に際しインセンティブの提供、及びUSDmの初期支援者に対するXMS, BTC, ETH, BNB, CAKE報酬の無料配布にあります。Genesisの期間は30日間。このロールアウト中に複数回の「Genesisイベント」が開催される予定です。 Genesisイベ

Genesisイベントは、ユーザーがエコシステム内でUSDmを発行する初めてのメカニズムになります。

期間: ジェネシスイベントは一回当たり数時間を予定しています。

USDm発行上限: 各ジェネシスイベントで発行可能なUSDmの最大数には上限が設定されています。発行上限を超えた場合は、参加している全ユーザーの加入額に応じてUSDmの発行枠を等比分配します。

USDm1USD

USDmを発行する為のホワイトリスト担保資産:BUSD

参加に必要なXMSに関する規定: USDmの発行にはBUSDをコミットする以外に、比例する同価値のXMSをステークする必要があります。ステークされたXMSは、Genesis イベント終了後の一定期間経過後に償還可能です。

一例: Genesisイベントのパラメータを、期間3時間、USDm発行上限300万ドル、参加条件、1USDmに対し1BUSDプラス1XMSと仮定します。なお、この際にステークされたXMSはGenesisイベントが終了した3日目以降に償還可能とします。

上記の条件では、Genesis イベント終了時点でBUSD価格が1USDの場合、1BUSDに対して1USDmを発行する事が可能です。では、もしイベント終了時、全ステーク合計が500万BUSD(同時に500万XMSもステークされています)である場合はどうなるでしょうか。まず、発行上限は300万ドルですので、500万BUSDでは既に上限を超えています。 この場合、参加している全ユーザーのコミット額に応じてUSDmの発行枠を分配します(300万ドルの発行上限に対して500万のコミットですので60%に等比調整されます) 例えば、ユーザーAがイベント中に10,000BUSD(+10,000XMS)をコミットしている場合、Aには6,000 USDmが割り当てられます(等比分配)。Aがコミットした10,000 BUSDの内、6,000 BUSD分が6000USDmとして発行され、残りの4,000 BUSDは返還されます。この時発行された6,000 USDmと返還分の4,000 BUSDは即座に償還可能です。又、同時にステークされた10,000 XMSは、Genesisイベント終了後3日目以降、償還可能となります。 USDmステーク・プール

開始時期:最初のGenesis イベントの終了後、発行されたUSDmをステークしXMSの報酬を獲得する事が出来ます。獲得したXMS報酬については、180日間の権利獲得期間が適用されます。報酬額はGenesis終了直後が最も大きく、その後時間の経過と共に利率は下がって行くように設定されています。

モジュール制限

USDmの発行に対するインセンティブを推進し、又、独特な仕組みによる経済的ダイナミクスとの整合を図る為、ジェネシス時に以下のモジュールは開示されません。 USDmの鋳造モジュール

USDmの換金モジュール

USDmの鋳造量管理モジュール

ジェネシス時にUSDmの価格ボラティリティが一時的に高まったとしても、イベント終了後1ドルに収斂します。

USDm発行に対するインセンティブを図る為、USDmの安定性に関連するコアモジュールはGenesis時に開示されません。この為、Genesisイベントでは一時的にUSDm価格のボラティリティが上がり、1ドルから乖離するなど不安定な動きが発生するかもしれませんが、イベント終了後、USDm価格は1ドルに収束していくようにモジュールは設計されています。

マーズ・トレジャリー資産の利用について

GenesisイベントにおいてユーザーがUSDmの為に担保提供したBUSDは、Mars トレジャリーに預けられます。最初のGenesisイベント終了の後、Mars トレジャリーに預けられたBUSDは全てMarsスワップのUSDm-BUSD取引ペアの流動性を提供するために使用されます。それ以降のGenesisイベントでも、預けられたBUSDは全てMars トレジャリーに一時的に保管され、Genesis終了後、USDm価格が1ドルで安定した後、これらのBUSDはMarsSwapでのUSDm-BUSD取引ペアの流動性を提供する為に使用されます。

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