Mars DeFi プロトコル

Mars DeFiプロトコルには、Mars SwapやMars StableSwapなど、USDmがステーブルコインとして基本となる「交換手段」と「価値の保全手段」として機能する為に必要なDeFiプラットフォームも含まれています。

Mars スワップ

Marsスワップは、ユニスワップ型のAMM DEX（Automated Market-Maker Decentralized Exchange）です。その仕組みは、流動性マイニングやトレードマイニングプログラムなどのプロトコル実装により、流動性の提供やUSDmの取引にインセンティブを与えます。

Mars Swapの取引手数料は0.3%です。0.25%が直接LPに、0.05%がMars SwapにXMSをステーキングしているXMSホルダーに支払われます。この取引手数料をXMSホルダーに分配する具体的な法としては、取引手数料を利用してXMSを市場価格で買い戻し再分配するという方法があります。

XMS保有者がMars スワップの取引手数料を得るというシステムは正の外部性の問題(他の多くのステイブルコインでも一番の問題となっている)に対する一つの解決策です。更に、DeFiの世界でUSDmが流通することで生み出される価値は、Mars EcosystemのガバナンストークンであるXMSにも反映されていきます。このデザインは、XMSに追加の価値を提供し、結果的にUSDmの安定性を確保する事にもつながっていきます。